
では、350mm×550Wのカーボンファイバー式ヒートランプについて話しましょう。
このランプを開発したのには、非常に具体的な理由があります。つまり、ある種の工業用オーブンでは、正しく機能させるために特定の熱密度が必要だからです。
もし標準的な石英ヒーターを使ったことがあれば、その問題点はご存知でしょう。しかし、カーボンファイバーは全く異なります。中〜長波の赤外線を放出するため、熱が表面だけでなく、材料の内部まで届きます。そのため、端が焼けるということもありません。
適切な出力の選定
350mmの長さで550Wという出力にしたのは、均一な加熱が可能になるからです。
ただし、オーブン内にできるだけ多くのランプを詰め込まないようにしてください。過度に密集させると、オーブン自体が損傷してしまいます。間隔や空気の流れを調整して、不快なホットスポットが生じないようにしなければなりません。
なぜカーボンファイバーなのか?
高純度の石英管の中にはカーボンファイバーのフィラメントが入っています。
ここでの最大の利点は、熱に対する耐性です。金属製のコイルは、何千回も電源を切り替えると変形したり歪んだりしますが、カーボンファイバーはそうしません。ずっと形状を保ち続けます。
フィラメントが変形しないため、ランプの寿命が尽きるまで、熱が正確に必要な場所に集中します。これは、安価なニッケルクロム製品よりもはるかに信頼性が高いです。
実用的な側面
既存のオーブンにこれらを取り付ける場合、配線は簡単です。ただし、コントローラーが初期の電流の急増に耐えられるかどうかを確認してください。
また、注意点として、セラミックヒーターよりも速く温度が上昇しますが、その石英ガラスは壊れやすいのです。取り付け時に不注意に扱ったり、オーブンの枠に衝撃が加わったりすると、ガラスが割れてしまいます。もし生産ラインでの振動が激しい場合は、振動を吸収するマウントを使用することをお勧めします。そうすれば、多くのトラブルを避けることができます。